公開日時
2007-12-04T20:59:00+09:00
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Solaris
セキュリティ上の理由から、不要なサービスを停止する。
で有効になっているサービスを確認して、要らないサービスを見付ける。サービスの概要は-lで確認できる。Solaris のシステム管理 (基本編) に詳しい。Solarisはこういったオフィシャルな情報が充実していて快適。
Nevada Build 77では、telnetやFTPなどはデフォルトで無効になっているようなので、sendmailだけ無効に。
# svcadm disable sendmail
公開日時
2007-12-04T17:08:00+09:00
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Solaris
Solarisはrootのホームディレクトリが/でビビる。/にドットファイルが溜まっていくのは嫌じゃないのか。何という俺様root。うっかりrootでJava Desktop Systemを使ったら、/にいっぱい設定ファイルを作られた。
調べてみると、結構rootのホームディレクトリが/なことに抵抗がある人は多いらしい。Solarisをセキュアな設定にする作業を自動化してくれるSolaris Security Toolkit というツールがあって、Solaris Security Toolkit 4.2 リファレンスマニュアル でも、
多くの Solaris セキュリティー強化スクリプトおよび手順では、root アカウントにシングルスラッシュ (/) 以外のホームディレクトリを与えることを推奨しています。Solaris OS の root アカウントのホームディレクトリを変更すると、次のように、セキュリティーとシステム管理の点で利点があり、また Solaris OS とそのほかの UNIX システム (Linux/*BSD を含む) との互換性が高くなります。
Sun Microsystems, Inc. 2005. Solaris Security Toolkit 4.2 リファレンスマニュアル. <http://docs.sun.com/source/819-3793-10/index.html>. Accessed 2007 Dec 4.
と書いてる。だったら初めからそうしとけよ、とも思うけど、後方互換性が問題になったりするのかもしれない。
# mkdir /root
# chmod 700 /root
# usermod -d /root root
su でrootになって/rootを作り、ホームディレクトリを/rootに。後はドットファイルなどを/rootに移動すれば良い。
公開日時
2007-12-04T06:49:00+09:00
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Solaris
Build 77時点でのNevada のインストーラでは、インストール時にユーザアカウントを追加できないので、インストールが終わったら、まず自分のアカウントを追加しないといけない。管理ツールかコマンドラインの、ふたつの選択肢がある。ここではコマンドラインについて。
# groupadd newuser
# useradd -g newuser -m -d /export/home/newuser newuser
groupadd でグループを作り、useradd でユーザを追加する。上の例ではユーザ名と同じグループをまず作り、次にそのグループに属したユーザを作っている。-g でプライマリグループ、-d でホームディレクトリを指定している。-m はホームディレクトリが存在しなかったときに新しくディレクトリを作るオプション。逆に言えば、このオプションを付けなければホームディレクトリは自動的に作られない。
UNIXでホームディレクトリと言えば/homeだけど、上の例では/export/home/newuserとなっている。これには理由がある。
Solarisでは、/homeはautofsで管理され、ネットワーク上での共有に最適化されているそうだ。複数の端末を前提としている辺り、OSとしての性格が出ていると思う。あるいは、エンタープライズにフォーカスしているOSというのは、みんなこういうものなんだろうか。
さておき、autofsの管理によって、/homeには直接ホームディレクトリを置けなくなっている。Solarisでは、/export/homeにホームディレクトリの実体を置き、/homeに/export/homeを自動的にマウントするのが慣例らしい。
郷に入れば、ということで、Solarisのシステム管理 を参考に設定する。ホームディレクトリを参照するときに$HOMEを使ったり、シンボリックリンクを相対パスで作るとポータビリティの観点から良いらしい。納得。
自分のユーザアカウントができたら、rootから作ったユーザに切り替え、必要なときだけsuでrootでの作業をする。
Nevada Build 77をVMware Server 1.0.4にインストールした。
インストールについては、Solaris 10なども含めて、結構な量の情報があって助かる。意外にまだSolarisは人気があるらしい。Linuxとかに比べれば雀の涙だろうけど。
とりあえず、本来の目的である備忘を兼ねて、以下インストール後の設定について記録。ちなみに、ユーザを追加して、ログインし直すまでは、コンソールからログインした方が良い。rootでJava Desktop Systemを使ったりすると、/に設定ファイルなどがいっぱい作られてしまう。
VMware から送られるパケットが、Block All not Processed IP Packets で弾かれているのが、Jetico のログで分かる。なので、単純に、ゲストOSに割り振ったIPアドレスへのincoming packet とoutgoing packet を許可したシステムIPテーブルを作れば、ゲストOSが外部と通信できるようになる。