LarcenyのSRFI事情
Larcenyが準拠しないSRFIの一覧とその理由。2007年の12月から更新がないので多少古いけど、今読んでも十分参考になる。
例えば、
Larceny does not support SRFI 88. Use symbols instead.
とのことで、キーワードには反対の立場らしい。シンボルを使え、とのこと。確かに、alistとかで簡単に同じことができるし、そういう考え方も理解できる。
他にも、SRFI 18やSRFI 21のマルチスレッドサポートは、POSIXスレッドを前提にしている節があるのでサポートしてない、とか。Larcenyでスレッドを使いたいときは、tasking.schがファイバの実装なので、それを使えってことなんだろうか。
こういう、開発者の考えが詳しく書かれたドキュメントがあると、処理系選びの助けになるし、それに、自分以外の考えを知るのは単純に面白い。
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